私は現在、エプソン(EPSON)のインクジェットプリンターを使用しているのですが、純正インクの値段が高いのが悩みの種です…
最近はメーカーが販売している純正インクの他に、他社製品のインクが多数、販売されていますよね ^^
他社製品のインクのことを、私は「互換インク」と呼んでいるのですが、その他にも「汎用インク」や「非純正品インク」「他社インク」「社外インク」「純正以外のインク」などなど、色々な呼び方があります。
この互換インクは、純正インクに比べて、かなり安い値段で販売されており、最近では100均でも売られています。
純正インクは値段が高いので、私もこれからは互換インクを使ってみようかなと思い始めています。
しかしSNSなどを見ていると、互換インクを使用したことで「インクジェットプリンターがインク詰まりを起こして故障した」「インクもれが発生した」などというトラブルの書き込みがわりと目につきます。
そこで疑問がわきました。
もし純正じゃないインクを使用しているプリンターが故障した場合、メーカーに修理を依頼したら、修理拒否されてしまうんじゃないかな?と。
ネットで調べてみたのですが、色々な回答が出てきて結局どれが正しいのかよく分かりませんでしたので、直接メーカーに問い合わせてみることにしました。
エプソンとキャノンに問い合わせた結果は?
メーカー側が販売している純正インクを使わずに、他社製のインク(互換インク)を使っているプリンターが故障してしまった場合、メーカー側は修理を受け付けてくれるのでしょうか。
実際にエプソン(EPSON)とキャノン(Canon)にそれぞれ電話を掛けて、直接聞いてみました!
エプソンプリンターで互換インクを使っても修理に出せる?
エプソンのお客様窓口に電話を掛けて「互換インクを使用していた場合でも、プリンターの修理は受け付けてもらえますか?」と質問してみました。
すると「純正インク以外のインクを使用している場合でも、プリンターの修理は受付可能です」との回答でした。
なので、いきなり修理を拒否されることはないそうです。
ただし、他社製のインクを使用している場合は、たとえ保証期間内であっても、修理内容によっては有料になる場合があるとのことでした。
それ以上のことは詳しく教えてもらえませんでしたが、メーカー側は純正品のインクを推奨している為、よほどインクとは無関係の修理内容でない限り、保証期間内であっても有料になると覚悟しておいた方がいいかもしれませんね…
キャノンプリンターで互換インクを使っても修理に出せる?
キャノンのお客様相談センターに電話を掛けて「互換性インクを使用していた場合でも、プリンターの修理は受け付けてもらえますか?」と質問してみました。
すると「他社製のインクを使用している場合でも、プリンターの修理は受付可能です」との回答でした。
なのでエプソンと同じく、いきなり修理を拒否されることはないようです。
更にキャノンの窓口担当者のお話では…
「他社製のインクを使用して「インクが出ない」「目詰まりを起こした」などのトラブルが起きた場合は、まずは純正インクに取り替えて試して頂くようお願いをしています」とのことでした。
その理由は「純正インクに替えるだけで、トラブルが解消する場合があるから」だそうです。
実際、修理依頼で届いたプリンターのインクを純正インクに取り替えただけでトラブルが解消し、全く修理をする必要もなく、そのまま持ち主に送り返すケースがあるそうです。
その場合は修理代金は必要ありませんが、往復の送料は支払う必要があります。
おまけに修理から戻ってくるまではプリンターが使えないという不便な状況になる為、前もって純正インクに交換して試してみることがユーザーの負担を少しでも減らすことに繋がるとメーカー側は考えてくれているようです ^^
それからキャノンの場合も、互換インクを使用している場合は、たとえ保証期間内であっても、修理内容によっては有料になる場合があるとのことでした。
保証期間内で修理がもし有料となる場合は、事前にメーカー側から説明があるそうです。
今のところ有料になるケースは少ないそうですが、だからと言って「必ずしも無料になるワケではありませんので」との回答でした。
まとめ
今回は「互換インク」や「汎用インク」と呼ばれている他社製のプリンターインクを使用している場合でも、エプソンやキャノンは修理依頼を拒否せずに受け付けてくれるのか…ということをお伝えしました。
エプソン・キャノン共に直接問い合わせをした結果、今のところは「純正インクじゃないインクを使用していても、修理の受付は可能」という回答でした。
改めてエプソンプリンターの取扱説明書を読んでみたところ、純正品のインクカートリッジ使用を推奨していることや非純正品インクの使用が原因で本体の損傷、故障を起こした場合は、保証期間内であっても有料修理となる旨などが、ちゃんと記載されてありました。
互換性インクを使用している場合の修理は、保証期間内であっても有料になる場合がある為、SNSなどの書き込みを見ていると「保証期間を過ぎたら互換インクに切り替えよう」と考えている人が一定数いることが分かり「なるほどなぁ~」と思いました。
互換インクを使うのはリスクを伴いますが、インク代のことを考えると魅力でもありますよね♪
今回いろいろと調べたことで、私も保証期間を過ぎるまでは少なくとも純正インクのままでいこうと思いました ^^