運転免許証の期間が過ぎた!うっかり忘れて期限が切れても まだ間に合う?

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暮らし・生活

運転免許証の更新は事前にハガキでお知らせが届くものの、うっかりと忘れてしまうことがありますよね。

もし運転免許証の更新を忘れてしまい、免許が失効してしまったらどうなるのでしょうか?

運転免許証の期間がうっかり過ぎてしまっても、まだ間に合う可能性が高いですよ!

この記事では、失効した運転免許を復活させる方法をお伝えしています。

運転免許証の失効から6ヶ月以内の場合

運転免許の更新をうっかり失効してしまっても6ヶ月以内であれば、学科試験と技能試験が免除されますので、比較的簡単に免許を取り戻すことができます。

運転免許証を再取得できる場所は?

運転免許証を失効してから6ヶ月以内であれば、運転免許試験場もしくは住所を管轄している警察署にて手続きを行って下さい。

ただし都道府県によっては、運転免許試験場でのみ取り扱っている場合がありますので、必ず事前に確認して下さいね。

運転免許試験場では、運転免許証がその日のうちに発行されますが、警察署の場合は交付までに3週間くらい掛かります。

運転免許証を再取得する為の必要な書類とは?

運転免許証を失効してから6ヶ月以内の場合、運転免許証を再取得する為には下記の書類が必要です。

・失効した運転免許証
(免許証を紛失した場合は健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポートなど)
・申請用の証明写真(3cm×2.4cm・6ヶ月以内に撮影したもの)
・本籍地(外国籍の方は国籍)が記載された住民票の写し(6ヶ月以内発行、コピー不可)
・高齢者講習終了証明書(更新期間満了日の年齢が満70歳以上のみ)
・更新手数料

免許の種類によって再取得の条件が異なる場合がありますので、事前に詳細をよく確認することが大切です。

更新手数料は地域や免許の種類によって異なりますが、一般的には5,000円~7,000円程度が目安となります。

運転免許証の再取得の流れ

運転免許証を失効してから6ヶ月以内であれば学科試験と技能検定が免除されます。

再取得に必要な事務手続きを行い、適性検査(視力検査等)と免許の色別で必要な講習を受講することで再取得が可能となります。

講習は、優良運転者(ゴールド)であれば30分の講習時間となり、一般運転者(ブルー)であれば1時間の講習時間となります。

その他、違反運転者や初回更新者、70歳以上の高齢者によっても講習時間が異なります。

この講習は安全運転を心がけるために非常に重要なプロセスですので、必ず受講しなければなりません。

免許の失効後 6ヶ月を超え1年以内の場合

免許が失効してからうっかり6ヶ月を超えてしまっても、1年以内であれば諦める必要はありません。

特定の条件を満たせば、再取得が可能です。

大型自動車、中型自動車、準中型自動車又は普通自動車の場合、免許失効後6か月を超え1年以内の場合は、学科試験及び技能試験が免除され、適性試験(視力検査等)のみで、受けていた免許の種類に応じた仮免許が取得できます。

交付されるのは仮免許証ですので、仮免取得後に本免許証の取得をしなければなりません。

その際は、本免許の学科試験、技能試験、適性検査(視力検査等)、取得時講習を受けてから、本免許証が交付されます。

仮免許から本免許証にするためには、運転免許試験場で試験を受け、一発合格をするか自動車学校の仮免許コースを受講する必要があります。

一発合格が不安な方は自動車学校の仮免許コースを受講する方がよいでしょう。

仮免許を申請できる場所は?

免許が失効し、失効後6ヶ月を超え1年以内の場合は、運転免許試験場にて仮免許の申請を行います。

仮免許申請を行う為の必要な書類とは?

運転免許証を失効してから6ヶ月を超え1年以内の場合、仮免許を申請する為には下記の書類が必要です。

・失効した運転免許証
(免許証を紛失した場合は、健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポートなど)
・申請用の証明写真(3cm×2.4cm・6ヶ月以内に撮影したもの)
・本籍地(外国籍の方は国籍)が記載された住民票の写し(6ヶ月以内発行、コピー不可)
・手数料

手数料には仮免許試験手数料と仮免許交付手数料が必要となり、一般的には合わせて3,000円程度が目安となります。

やむを得ない事情があって免許更新ができなかった場合

やむを得ない事情があって免許更新ができなかった場合、「そのやむを得ない事情が終わった日から起算して1ヶ月以内、かつ失効後3年以内」であれば「特定失効者」と言い、適性検査(視力検査等)と特定失効者に対する講習を受講することで免許を再取得できます。

この手続きのことを「期限切れ手続(特別新規申請)」と言います。

手続きを行う場所や必要書類など、基本的な内容は上記の場合と変わりありません。

ただし、やむを得ない理由を証明するため、診断書やパスポートなどの書類を提出する必要があります。

また、やむを得ない理由とは、病気や出産などの入院、自然災害などの被災、海外旅行や留学、逮捕勾留や服役など、法に定められるものに限られます。

うっかり忘れで1年を超えた場合

免許の更新をうっかり忘れてしまい、1年を超えてしまった場合は、残念ながら再取得の手続きが受けられず、1から教習所に通って取得する必要があります。

今後、更新を忘れないために

免許失効の問題に直面しないためにも、免許の更新期限には特に注意を払うことが大切です。

免許証の更新期限は免許証に明記されており、更新期限が近づくと運転免許センターから更新のお知らせが郵送されることが一般的です。

このお知らせを見落とさないよう、郵便物には常に目を通しておくことが重要です。

まとめ

この記事では、運転免許証の期間が過ぎてしまった場合の再取得の方法をお伝えしました。

しかし都道府県によって手続きが異なりますし、運転免許証の再取得に関する手続きや必要書類、手数料などの情報は今後変更される可能性があります。

特に運転免許証の失効後の対応策については、政府や地方自治体の公式サイトで最新の情報を得ることが重要となってきますので、必ず事前に確認するようにして下さいね♪

運転免許証の失効は、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性がありますが、適切な手続きを踏めば失効後でも免許を取り戻すことが可能です。

失効から6ヶ月以内であれば、うっかり忘れてしまった場合でも比較的簡単に再取得が可能です。

また、6ヶ月を超えてしまった場合でも1年以内であれば、うっかり忘れていた場合でも必要な手続きを踏めば、仮免許の申請を行うことが可能です。

しかし仮免許から本免許証にするためには、運転免許試験場で試験を受け、一発合格するか自動車学校の仮免許コースを受講する必要があります。

やむを得ない事情がある場合は別ですが、うっかりと失効してしまった場合は、手続きに時間を割かれることになり、手数料も結構掛かります。

今後、失効を避けるためには、免許証の有効期限を常に意識し、更新通知が来たら迅速に対応することが大切です。

最後に、運転免許証の更新や再取得は、単に手続きを済ませるだけではなく、安全運転に対する自身の知識と意識を新たにする機会と捉えることができます。

交通ルールや安全運転に関する最新の情報を学ぶことで、より良いドライバーとしての資質を高めることができるでしょう。

免許の更新や再取得を通じて、その責任を改めて感じ取っていただければと思います。