エアコンを使用していると床に黒いカスがポロポロと落ちていることがあります。
ただのホコリかなと思って 手で拾おうとすると、一瞬でつぶれてしまって粉々になります。
この黒いカスの正体は一体何なのでしょうか。
この記事では、エアコンから落ちる黒いカスの正体と対処法についてご紹介しています。
エアコンの黒いカスの正体は?
エアコンから落ちてくる黒いカスの1番の原因は、エアコン内部の黒カビです!
エアコンの運転中に発生する結露が カビの繁殖に最適な環境を作り出します。
定期的な清掃を怠るとホコリがカビの養分となり、さらにカビの増殖へと繋がります。
そのまま見過ごしていると、エアコンを運転させるたびに部屋中にカビをまき散らしてしまうことに…
エアコンから落ちてくる黒いカスは、主にカビの胞子で構成されていますので、これらを長期間 吸い込むことはアレルギーや呼吸器系の病気のリスクを高めることになります。
喘息やアレルギー性鼻炎を持っている人、または小さなお子さんや高齢者の方にとっては、特に深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
エアコンから黒いカスが出てきたら どうすればいい?
エアコンの吹き出し口からポロポロと落ちてくる黒いカスを手っ取り早く除去する方法は、掃除機を使うことです。
エアコンの吹き出し口やフィルターを定期的に掃除することでカビの発生を抑制できますので、カビが空気中に舞うことを防ぎ、黒いカスが落ちることも防げます。
カビが繁殖するのを防ぐ為にもフィルターは2週間に1回のペースで清掃することをおススメします。
また、深刻なカビや汚れがある場合には、専門のエアコンクリーニングサービスを利用することを考えた方がいいでしょう。
掃除機で吸い取るのとは違って、エアコンの内部まで徹底的に清掃を行い、カビや汚れを根本から除去してくれます。
特に内部構造が複雑なエアコンは、プロに任せた方が賢明です。
専門のエアコンクリーニングサービスを利用することによって、エアコンの性能も向上します。
カビや汚れがキレイに除去できれば、健康面においても安心して暮らすことができます。
黒いカスを発生させない効果的な方法とは?
エアコンを適切に使用し、定期的にメンテナンスを行うことによって、エアコンから黒いカスが出るのを防ぐことが出来ます。
エアコンを使用した後、送風機能に切り替えて運転し、内部を乾燥させることでカビの発生を抑えられます。
また、フィルターを定期的に掃除してホコリを取り除くことで、カビの増殖を防ぎます。
フィルターの掃除をサボってしまうとフィルターに汚れが蓄積され、エアコンの性能が低下するだけでなく、カビの発生を引き起こしてしまいます。
フィルターの定期的な清掃と交換は、エアコンの機能を最適な状態に保ち、健康リスクを減らすためにも重要です。
また、湿度が高い状況では定期的にお部屋を換気することでも湿気やカビの対策となります。
エアコンの運転モードを除湿モードにして湿度をコントロールすることも、カビ予防には効果的です。
エアコンをどこに設置するかも重要です。
直射日光を避け、空気が流れやすい場所に設置することが理想です。
そうすることで黒いカスの発生も抑制できますし、エアコンの寿命にも関係してきます。
まとめ
この記事では
・エアコンの黒いカスの正体は?
・エアコンから黒いカスが出てきたら どうすればいい?
・黒いカスを発生させない効果的な方法とは?
などについてお伝えしてきました。
エアコンからポロポロと落ちてくる黒いカスの正体は、多くの場合、黒カビの蓄積によるものです。
エアコンの内部の湿度が影響してカビが発生し、増殖することで黒いカスとなってエアコンの吹き出し口から出てきます。
黒いカスが落ちてきたら、まずは掃除機を使ってエアコンの吹き出し口やフィルターの掃除をしましょう!
かなり汚れが蓄積されている場合には、専門の業者に依頼し、エアコンの内部の汚れを根本から除去することが理想的です。
また、黒いカスが落ちてこないようにする為の予防策としては
・エアコン使用時に送風機能を利用して、エアコン内部を乾燥させる
・定期的にエアコンのフィルターを掃除・交換する
・定期的にお部屋の換気を行う
・エアコンの除湿モードを利用して、適切な湿度を保つようにする
・エアコンの設置場所は直射日光を避け、空気が流れやすい場所にする
などが挙げられます。
エアコンからポロポロと落ちてくる黒いカスの正体は多くの場合、黒カビですので、そのまま見過ごしてしまっていると健康を害する恐れがあります。
ただのホコリだと思って放っておかないで、早めに対処するようにして下さいね ^^